なぜシェアハウス探しに失敗した?5つの要因
ワーキングホリデー中に起こった、シェアハウス探し失敗の要因を、項目ごとに説明します。皆さんも思い当たることがあれば要注意が必要です。
失敗1:初めての土地カナダ
私はオーストラリアで2年間ワーキングホリデーをして、その後にカナダに行きました。カナダは海外生活3年目を迎え、英語も話せたのでかなり安心していました。
ですが、カナダには知り合いがまったくおらず、土地勘もありませんでした。頼るのは自分のみで、カナダに到着してとりあえずバックパッカーホテルに滞在し、長期滞在できるシェアハウス探しを始めました。
失敗2:余裕のないシェアハウス探し
オーストラリア生活でもシェアハウス探しをしたおかげで、大体の流れや確認のポイントなどはわかっていました。なのでインターネットでシェアハウスを探して、その家のオーナーと連絡を取り合っていました。そのころはインターネット上には自分の理想の条件に合うシェアハウスが全くありませんでした。
また、私は十分な予算を持ってきておらず、割高のバックパッカーホテルに長く滞在したくなかったので、1週間以内に家探しを終わらせると決めていてかなり焦っていました。
失敗3:条件が良すぎる家が見つかる
3日以内に探さないと、住む場所がなくなると焦っているころに、シェアハウス探しのサイトにとてもいい案件が上がってきました。家賃も立地もとてもいい場所でした。わたしは迷わずオーナーに連絡をとり、シェアハウスについての詳細を聞きました。
私が実際に見つけたシェアハウスの内容
- ダウンタウンから徒歩20分
- 家賃700ドル(相場は700ドル~900ドル)
- 3日後に入居可能
- 1人部屋
という条件でした。このような条件ならワーホリの人たちは食いつくと思います。「何が悪いの?」と考える人もいるかもしれません。この内容悪いと言ってるわけではなくて、この後のオーナーの対応が重要です。
失敗4:オーナーと会話がかみ合わない
条件を見てオーナーに連絡するとすぐに返信が返ってきました。その中には、「ネット上での連絡ではなくて、SMSでの連絡を取りたい」という旨の連絡でした。私自身もサイトを通しての連絡のが面倒だったため、素直に番号を教えショートメッセージで連絡を取りました。メールの内容は、とても丁寧で長い文章でした。英語がわからない人には少しきついレベルです。
その内容にはオーナーの情報が書かれていました。
オーナーの情報
- 現在アメリカの機関で働いている
- カナダに家があり、家を使ってくれる人を探している
- 家には2部屋あるが、1部屋はオーナー用に空けておきたい
- 鍵はオーナーが持っているため見学はできない
という旨でした。この時点でも何も疑うことなく、シェアハウスに滞在する際の「最低滞在期間」や「退去の連絡の期限」を質問しました。ここで私は異変を感じました。
質問に対する答えは一切なく、部屋に関する情報が長々と書かれた返事が返ってきました。私の文章を見落としたのかもしれないと思いもう一度同じ質問をするも、質問に対する返信はありませんでした。でも、ロボットのようではなくとにかく文章が丁寧なんです。
失敗5:見学をせず部屋を決める
とにかく「落ち着いた家を探したかった」ことと「条件がぴったりだった」ので、とりあえず1か月でもそこで生活できればいいやという気持ちでその部屋に決めました。質問に対しては答えてくれないけど、文章から良い人という感じが伝わってきたんです。
するとオーナーは「とりあえず初月の家賃とデポジットを送ってくれればアメリカから鍵を私の住んでいるバックパッカーホテルへ送る」と言いました。私はその日、日本円しかもっておらずすぐにカナダドルを払えなかったため、翌日に払う旨を伝えると、「それでは入居予定の日には間に合わない」と言われその日の内に家賃を払うように言われました。わたしは家賃を支払う前に詐欺だということを知り、お金を支払わずに済みました。
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