【体験談】海外の語学学校での悩み
カナダの語学学校「Vector」のオンライン授業の感想をお伝えする前に、私が通った語学学校に対する悩みや体験談をご紹介します。
日本人の少ない語学学校を選択
オーストラリアでワーキングホリデーをした際、英語力に自信がなかったため2ヶ月間だけ現地の語学学校に行きました。できるだけネイティブで英語を話す人と関わりたいという気持ちから、エージェントに「日本人が少ない学校」とおすすめされた語学学校に行きましたが、実際行ってみると日本人だらけでした。
話を聞いてみると、そこにいた日本人は「日本人が少ない学校に行きたくて」その語学学校を選んだとのこと。みんな同じ考えで、結局日本人が集まってしまっていました。どれだけ周りに日本人がいても、英語を話し続ければ問題ないのですが、日本人の友達と英語で話すというのは、かなりの労力が必要なんです。
授業を聞くのに「必死」、プライベートはほぼ「日本語」
語学学校での授業は完全に英語で、先生が何を言っているか理解するのに必死でした。
少しでも高いレベルのクラスにいたいと思う反面、理解度が低く「語学学校に行った2か月間で何か成長できたことはあったかな?」「行かなくても良かったのではないかな」と考えさせられました。
英語力を保持するのが難しい
その後カナダへ渡航し、合計3年のワーキングホリデーを終えて日本に帰国しました。日本で英語を使うシチュエーションがほとんどなく、海外生活で得た英語力を保つのにかなり苦労しています。
日本にいながら自分の英語力をキープ出来たり、ビジネスレベルに向上できるツールがないか探していたところ、Vectorという語学学校のオンライン授業の無料体験を発見し、今回参加することになりました。
実際に<ジョブインタビュー>を見学してみた
今回は上級クラスの「ジョブインタビュー(面接)発表」の授業を見学させていただきました。
クラスの概要
- 上級者クラスの1タームの集大成
- 個々の目的に合わせた面接シーン
- 生徒や先生30名以上の前で発表
自分の目標に合わせた「企業」や「大学」の面接を受けるつもりで台本を作るので、実際のシーンで使える面接の練習ができます。発表をする上級クラスの人だけではなく、基礎クラスの人たちも上級者クラスの人の発表を見学するので、約30人でのグループオンライン授業になっていました。
発表本番前のアドリブタイムに緊張
まずは発表が始まる前に、校長先生から今回の授業を見学するクラスの人へのアドリブ質問がありました。「みんなの前で英語を話す勇気のある人?」という質問に、勇者を募り、与えられたトピックについて30秒間自分の意見を言います。
30人以上いる前で手を上げるのにもかなりの勇気がいりますし、30秒与えられて、「はい」と言われた瞬間にトピックに対する意見を英語で説明するのは考えただけで緊張しました。
今回発表された方は4名いらっしゃいましたが、その緊張感が見ているだけで伝わってくるほどでした。英語が完璧に話せない人もとりあえず英語を話してみる経験がとても大切ですよね。
その中で校長先生は「経験を積んでいくことが大切」「あがり症の人も何度も経験していくことで話せるようになる」とおっしゃっていました。
堂々とした姿勢で自己アピール!
アドリブタイムが終わり、ジョブインタビューの発表が始まりました。初めて「ビジネス商談」の授業を受けたときと同じくらいの衝動を受けるほど、堂々とした生徒さんの自己アピールを目の当たりにしました。
一人一人、自分に自信がある!という気持ちが伝わってきます。面接では(海外は特に)自分をいかにアピールすることが大切だからこそ、英語にも自分にも自信を持っているという気持ちが伝わってくるジョブインタビューの練習はとても大切だなと感じました。
ワーホリで仕事探しをしているときに、海外で就職するには「英語が話せる」「正しい発音ができる」のは当たり前でなくてはいけないと感じました。また、日本人ならではの譲り合いや謙遜ではなく「私のココが押しです」という強気の姿勢が必要になります。Vectorの生徒さんは授業でそのようなことも教えられているためか、とても力強い自己アピールをされていました。
日本の文化や姿勢をわかってくださる先生がいて、海外で就職するために、相手にどうやってアピールすればいいかを授業で教えてもらえるのは、とても貴重だなと感じました。
be動詞から学び始めることが出来る
今回の無料体験授業では、上級者クラスの授業を見学させてもらいましたが、やはり一人一人の英語レベルが高くてとにかく驚きました。
基礎クラスはbe動詞の使い方から習い始め、それからクラスのレベルがどんどん上がり、基礎クラスから4ヶ月というスピードで上級クラスにたどり着く人たちがいるとのことでした。
今回クラスを見学していて、正直、これだけ英語が話せたら海外での生活も全く苦労しないと思いました。私はワーキングホリデーの生活の中で英語力を鍛えましたが、ワーホリに来る前に英語のレベルをあげていれば、「仕事探し」も「現地での暮らし」もかなり楽になりますし、またレベルの違った生活を楽しめると思います。
今から留学やワーキングホリデーを考えている人にも、英語力を高めてから海外に行くことをおすすめしたいです。
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