【体験談】ローカル レストランでの仕事(想像以上の重労働!皿洗い編)

仕事

オーストラリアでの2年目の生活が楽しいと思えたのは、職場のおかげだったと思います。

大変な思いをして見つけた、このレストラン。慣れるまでにもとっても苦労しましたが、自分が強くなれるきっかけでした。たくさんの友達ができました。

私が働いたレストラン


このレストランは、フィッシュアンドチップスのお店。バイロンベイはサーフィンの有名な町で海には大勢の人がいますが、このレストランは、どのレストランよりも一番海の近くにある最高の場所でした。だから、海に遊びに来た人はこのレストランでフィッシュアンドチップスを頼んで、浜辺で食べます。日本では考えられないですが朝から脂っこいものを食べる人たちが多く、天気のいい日は朝から晩まで大忙しでした。

お店はレストランセクションとテイクアウトセクションに分かれており、私はテイクアウトのコックをしていました。主なメニューは名前の通り、魚を小麦粉と水で溶いたもので揚げたものか、パン粉の衣で揚げたものか、グリルした魚が選べます。それにフライドポテトが付きます。ひたすらフライヤーを使いまくります。腕が何個あっても足りません。(笑)

トライアルは皿洗いから

最初に仕事を始めたころは、皿洗いからスタートしました。皿洗いも初めてだったのですが、何より大変なのは繁盛店だからこそのお皿の量と、1つ1つのお皿の大きさ、重さ。それに加えお皿を収納する台の高さです。休む暇がないくらい、次から次にお皿が運ばれてきます。一つ一つのお皿が片手で持つのが精いっぱいの大きさで洗うのにも一苦労。洗い終わったお皿を棚の上に片付けるのは、私にはほぼ無理だったので忙しいシェフに何度も声をかけてお皿を収納台まで戻してもらわなければいけません。(身長155センチです。)

オーストラリア人に合わせて台なども作ってあるので、何もかもが本当に高くて苦労しました。最初のころは、スタッフがフレンドリーではなく私がどれだけ働けるか試されていたので、無理をしてでも自分ですべてやりました。本当に気合のみで仕事をこなしました。お皿を洗っていると、シェフに「〇〇(野菜や調理器具)を取ってきて」と言われるのですが、最初は英語で野菜の名前もわからない状況だったので、ため息をつかれることも多々ありました。(だって、日本で使わない野菜がたくさんあるんだもん!)

オーストラリア人の夏休み真っ最中

私が12月から仕事を始めたこともあり、オーストラリアは真夏で多くの観光客が押し寄せていました。始めたてから毎日忙しすぎて、仕事が1週間ほど経つ頃には足も腰も腕も体中が筋肉痛になり、思うように仕事ができず精神的にもやられてしましました。そんな私を見かねた大切な友達が、「とりあえず、1か月頑張りな!それでも合わないと思うなら次を探せばいい。まだ判断するのは早い。」と言ってくれました。大変な思いをして見つけた職場だからこそすぐにやめるつもりはなかったのですが、その一言を何度も自分に言い聞かせ、とりあえず1か月を目標に頑張りました。ひたすら毎日お皿を洗い続け、1か月経つ頃には体も慣れてきました。

2、3か月ほどすると仕事にも慣れ、みんなにも褒められるほど仕事ができるようになりました。「こんなに早いお皿洗いの子、初めて見たよ!」「ちっさいのに、誰よりもがんばってるね!」小さな言葉がとてもうれしかったですし、実際シェフたちから実感できるほど必要とされるようになりました。するとヘッドシェフから、「テイクアウトのほうに行ってみる?」と言われ、喜んでテイクアウトのコックをすることになりました。

今思えばお皿洗いはとっても大変な仕事で、私がテイクアウトに行った後何人も新しい人が入ってきたのですが、みんな1か月も続かずやめていきました。私より身長も高くて力のありそうな男の子たちが、「もう無理!」といって逃げ出すほどでした。わたしはそんな人たちのサポートなどもしていたので、「なんでそんな仕事できるの?こんなところで働かなくてももっといい職場たくさんあるよ!」としょっちゅう言われました。笑 そのころには相当な精神力と体力がついていたんだと思います。

テイクアウトでの仕事は楽しかった!

テイクアウトでの仕事についてはまた次の記事で!

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