ワーホリに今から行く方。私も初めてワーホリに行くときに時間がかかったのが「国選び」でした。国に対する知識がないと国選びってとっても大変ですよね。
今回は、ワーホリを2か国3年間経験した私が考える「国の選び方」についてご紹介します。
ワーホリに【人気の国】から選ぶ
ワーホリ記事を調べてみると、ワーホリに人気の国ランキングを調べてみました。なぜ人気なのかを知ってみると、ワーホリの国選びの参考になりますよ。
ワーホリ1位<オーストラリア>
オーストラリアがワーホリの人気1位を獲得しています。オーストラリアは、「ワーホリビザの取りやすさ」「治安の良さ」「時給の良さ」が人気の理由です。
実際にオーストラリアでワーホリをした私にとっても納得のいく理由と順位です。時給は最低賃金が24ドルなどお金を稼ぐのにも最高の場所です。治安も住みやすさもなにも困ったことはありません。ビザも申請すれば取れるので、ワーホリ初心者におすすめしたい国です。
ワーホリ2位<カナダ>
カナダがワーホリの人気2位を獲得しています。カナダは、ビザが抽選となっていますが、オーストラリアに次いで取りやすいです。英語に癖がなく聞きやすく学びやすい国です。
またアメリカにも隣接しているので、気軽に遊びに行くこともできます。
ワーホリ3位<イギリス>
イギリスはワーホリの人気3位です。イギリスは毎年1000人しかワーホリビザをゲットできないので、人気はとっても高いです。歴史があり、ヨーロッパの雰囲気に憧れてワーホリに行く人が多くいます。
実は私も、2回イギリスのワーホリビザ申請をしていますが抽選に外れ続けています。イギリスワーホリは物価が高いイメージがあり、資金の余裕がないと行きにくい印象です。
学びたい【英語の発音】で選ぶ
国の選び方で悩むのであれば、各国の特徴的な英語の発音で選びましょう。各国のYoutubeのリンクを貼りましたので、実際に見てみて違いを感じてみてください。
<オーストラリア>の英語
オーストラリア英語は、オーストラリア独自の訛りが強い英語です。イギリスの植民地だったこともありイギリス英語に近いのですが、それに比べてもオーストラリアの英語の訛りがあります。
私はオーストラリア時代にたくさんの友達ができたので、その人たちの英語をまねして勉強しているうちに、オーストラリア訛りの英語を習得しました。他の国でこの英語を話すことには全くの支障はないですが、みんなにオーストラリア英語を話していると気づかれるほどです。
<カナダ>の英語
カナダの英語は癖がなく、発音がとってもきれい。日本人に近いような文化で話し方も丁寧な印象です。一番最初に勉強するならカナダの英語の方が聞き取りやすいのかなと思います。
アメリカ英語も一見カナダと変わらないようですが、アメリカ英語はかなり早口で、単語一つ一つをつなげて発音するので慣れるまでは聞きづらいと思います。
<イギリス>の英語
イギリス英語は、ネットフリックスの洋画でよく話されていますが、単語一つ一つを強調して話す感じです。癖があるのですが、世界中に知られていて私にとっては憧れの発音です。
イギリス英語は上品な話し方で、アメリカ英語とは全く違う発音です。日本の英語の教科書で勉強するのはアメリカ英語なので、英語が初めての人にはとっても聞き取りにくいと思いますが、慣れればイギリス英語の発音はすぐわかります。
【気候や生活のしやすさ】で選ぶ
暖かい場所・海が好きな人
暖かい場所が好きなら、断然「オーストラリア」がおすすめです。もちろん、オーストラリア内でも気温の違いは大きく違います。ですが、オーストラリアはとにかく海がきれいで、サーフィンなどマリンスポーツが有名です。
暖かい場所は活動範囲も広がりますし、私はオーストラリアの夏が大好きでした!オーストラリアの夏は日本と真反対なので、12月頃から3月までがとても暖かくなります。クリスマスにはサンタの格好をしたサーフィンをする人たちを見れたりしますよ!
ウインタースポーツ・山が好きな人
ウインタースポーツや山が好きな人は、断然「カナダ」です。私はカナダの中でも比較的暖かい、バンクーバーアイランドという場所で生活していました。1月には雪が少し降ります。夏は暑すぎずとっても過ごしやすいです。
トロントやモントリオールなどに行けばもっと冬景色を楽しめますよ。オーロラも観れるので、海や暑い場所が苦手な人には持って来いの国です。私は寒い場所が苦手だったため、カナダでワーホリをし始めたときは寒さと日照時間の短さに気がめいりそうでした。(慣れれば大丈夫!)
【物価や最低時給】で選ぶ
ワーホリに行くときに、お金はとっても大事ですよね。国ごとの最低時給、家賃、物価を比べてみました。2020年2月時点の為替で計算しています。
<オーストラリア>の物価
最低時給
オーストラリアの最低時給は、19.49ドル(1437円)です。私は、レストランでコックの仕事をしていた際、25ドル(1800円)の時給をもらっていました。また祝日に出勤すると給料の2倍がもらえるので、1時間50ドル(3687円)で働いていました。
家賃
オーストラリアで一週間に1部屋200ドル(14750円)が相場です。月払いに換算すると、800~1000ドル(59000円~73750円)くらいです。家賃は高めの印象です。ルームシェア(相部屋)にすればコストを抑えられます。
物価
物価は日本に比べると高めで、水は4ドル、外食は20ドル、携帯代40ドル、ビール7ドル。外食が高めでディナーに行ってお酒などを頼むと、2人で100ドルは普通に超えていました。
<カナダ>の物価
最低時給
カナダの最低時給は、地域によって変わります。例えば、
アルバータ州(カルガリー、バンフなど)は、15ドル(1242円)
ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー、ビクトリア)は、13.85ドル(1147円)
ケベック州(モントリオール)は、12.50ドル(1035円)
オンタリオ州(トロント)は、14ドル(1160円)
カナダの場合はこれに加えて、チップをもらえます。私は比較的チップの少ないカフェで働いていましたが、それでも一日20ドル~40ドル程度はもらっていました。
家賃
カナダの平均家賃は、月700ドル(57960円)くらいです。オーストラリアに比べると比較的安価で、日本とほとんど変わりません。わたしは友達とルームシェアしていたので、家賃が月に300ドル(24840円)だったため、お金を貯められました。
カナダは寒いので冬には光熱費がぐんと上がります。冬は家賃に加えて光熱費を請求させられる場所が多いので、入居前に確認しておきましょう。
物価
カナダの物価はオーストラリアに比べて安く、生活はしやすいです。外食も高すぎることはないですが、外食に行くと支払った分の20%程度のチップを払う必要があるため、チップで出費がかさむので自炊を増やせば出費を抑えられます。
<イギリス>の物価
最低時給
イギリスの最低時給は年齢によって違うようです。
25歳以上 8.21ユーロ(976円)
21歳から24歳 7.70ユーロ(916円)
18歳から20歳 6.15ユーロ(731円)
オーストラリアやカナダに比べると、時給はだいぶ低いですね。英語が話せないと仕事を探すのも結構大変という記事を見かけました。
家賃
家賃は、月に500~700ポンド(60000円~83250円)程度が相場のようです。家賃が安いところを得られれば、どうにか生活できるようです。
物価
物価は、地域によって大きく差があるようですが特にロンドンでは物価がとっても高いようです。消費税が20パーセントかかります。ですが、スーパーで買う食品には消費税がかからないため、比較的安価で購入できます。
ですが、外食がとても高くチップもカナダほどではないですが、10%ほどのチップを支払わないといけないので、裕福なワーホリ生以外は自炊は鍵になりそうです。
まとめ
何か一つこれだけはこだわりたい!というものを決めると国選びもしやすくなりますよ。お気に入りの国を選んで、素敵なワーキングホリデーライフを送ってくださいね。
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