写真で蘇る!生きてるうちに行ってみたかった場所、エアーズロック

生きている間にしたい夢

みなさん、生きている間にしてみたい夢ってありますか?わたしはたくさんあります。その私の夢の一つであった「エアーズロックに行ってみたい」という夢がオーストラリアのワーホリ時代に叶いました。私がエアーズロックを知ったのは、みなさんもご存じかもしれませんが、ドラマの「世界の中心で愛を叫ぶ」を観てからでした。その当時海外に行くことに興味が全くなかったのですが、なんとなく心の中で「世界の中心、いつか行ってみたいなあ」という気持ちが芽生えていました。でも同時に「どうせ行けないだろう」と思っていました。

日本にいる大親友がオーストラリアに来て、一緒にエアーズロックに行こうと誘ってくれたのです。実際に夢だった場所に行くと決まっても全く実感がわかず、夢なのか現実なのかわかりませんでした。お金はかかるけどこんな機会はめったにないと思いすぐに行くことに決めました。

夢のエアーズロックへ


フライトと宿を行くぎりぎりに予約して、ゴールドコースト空港から飛び立ちました。エアーズロック行きの便はシドニーからしか出ていなかったため、ゴールドコーストからシドニーに飛び、シドニーからエアーズロックの空港まで行きました。フライト代は往復約1000ドル。時間にして片道約7時間ほどでした。仕事で休みがあまり取れなかったのと、宿泊代が高かったこともあり、1泊24時間だけエアーズロックに滞在することに決めました。

オーストラリアの中心、実態は?


エアーズロックの空港に着いた瞬間感じたことは、暑い、ひたすら暑い。オーストラリアの日の差す暑さには慣れているはずでしたが、砂漠の中の暑さはまた訳がが違いました。砂漠と言っても植物はありますが、日差しを遮るものが何もないのでとにかく暑いんです。外にいると3分おきほどに水分補給をしなければいけないほど喉が渇きます。しかしどこにでもトイレがあるわけではないので、水をがぶ飲みすることはできず口を潤す程度に常に水分をとっていました。現地で水を買うと高いと書いてあったので、水は友達の分と2Lを3本持っていきました。

エアーズロック散策ツアー


私はウルルの英語ツアーに参加しました。ウルルの歴史などを説明しながら歩いてくれるのですが、すべて英語だったので完全に理解はできませんでした。エアーズロックに行く前に事前勉強を少ししていけばよかったなと少し後悔しました。

エアーズロックに登れるツアーだったのですが、当日は風が強くて登れませんでした。それより、本物を目の前にして登りたい気持ちなど一切出てきませんでした。目の前にそびえたつエアーズロックは一枚の大きな岩でつかまるところがほとんどなく、ただ岩の上を歩いていかなければいけません。

見ての通りとてつもない高さと傾斜です。私は仕事で使っていた安い靴を履いていたので、ガイドの人に「その靴じゃ絶対登れないよ。山登りするぐらいのしっかりとした靴じゃないとだめだね。」と言われました。私は高所恐怖症でもあったし、エアーズロックの高さが想像以上だったので、風が強くてゲートが開いてなくてよかったなと、心から思いました。

目の前にそびえ立つ世界遺産


間近でみるエアーズロックは絵のようでした。本当に目の前のエアーズロックが本物なのか、それとも夢を見ているのかと不思議な気分でした。目に見える景色はとてつもなく壮大で、自分が本当にちっぽけな人間なんだなと感じました。

ツアーではいくつかの名所めぐりをしました。先住民の人が描いた絵や文字などがそのまま残されていました。歩いて回っているだけなのに、すべての空間が神秘的で大事に大事に守られている場所なんだと全身で感じました。そんな気持ちと同時に、こんな神秘的な場所に簡単に入っていいのだろうかと考えさせられました。

本当のプラネタリウム


(この画像はイメージです。)私が一番感動したことは夜景です。エアーズロックがある場所は砂漠なので大きな建物がありません。そのおかげで、夜になると周りが真っ暗になります。そんな中空を見上げると、こぼれ落ちてきそうなほどの星が目の前に広がっていました。文字では表現できないし、言葉を失うくらい空が星がきれいでした。わたしはシャワーを浴びて寝るまでの間、ずっと星を見ていました。本当に幸せな時間でした。星を見にもう一度戻りたいぐらいです。

1つ夢をかなえて、次の目標へ


24時間エアーズロックに滞在しましたが、私は24時間で大満足でした。1日で十分だなと思えるくらい暑かったです。(笑)実際に現地へ行っても、まだ夢であるように思わせてくれるくらい壮大な、エアーズロックの旅でした。自分の人生の1つの夢が叶った瞬間、本当に嬉しかったです。

私の次の夢は、ウユニ塩湖に行くこと!イエローナイフに行ってオーロラを見ることです。思っていればまたいつか叶うような気がします。

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